接種後の抗体価 4カ月で9割近く低下 コロナワクチン 高崎の病院が職員ら32人調査 | 上毛新聞社のニュースサイト https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/50525
 同病院によると、20〜60代の男女16人ずつを対象に2回目接種の3週間後、4カ月後、7カ月後の抗体価を測定した。3週間後は全員が95%以上の確率でウイルスを中和できるとされる抗体価4160を上回り、3万5000を超える人もいた。だが、4カ月後は平均が3週間後時点の抗体価の12〜13%、7カ月後は5〜6%まで下がっていた。

 このほか、2回接種後に感染する「ブレークスルー感染」をした患者4人を9月上旬に調べたところ、抗体価が4300以上と高い患者でも入院後に重症化し、転院して人工呼吸器を装着した例があった。一方、抗体価が234と低くても軽症の患者もいたという。