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爆弾、原子爆弾を広島と長崎に落とした男は、自分が何をしているのか、ただの一瞬でも考えなかった。彼の頭は完全に洗脳され、まったく機会的だ。彼は命令されて来ている。彼は従っているのだ。服従はもっとも重要な掟だ。軍隊においてでばかりでなく、教会においても、政治家の世界においてだけでなく、聖職者の世界においても。
服従ーーただ従うーーそして彼は従った。ほんの少しでも知性と「個性」を持っている人間なら、少なくても2度は考えただろう。自分は何をしようとしているのか? と。10万人の人々が3分以内に殺されることになるのだ。
だが、彼は原子爆弾を2つの都市に落とした。20万人の人々。彼は軍隊に戻り、翌日「休めましたか?」とたずねられて、こう言った。
「どうして?私は命令に従ったんだ。よく休んださ。「私は従順な人間なんだ」
服従は奴隷の世界では最高の価値がある。
どの教育システムも、どの社会、文化、文明も、服従を価値あることとして主張してきた。
そして私はあなたがたにいうが、人類を不幸にしてしまったのはこの服従なのだ。この危機の全体は服従ゆえのものだ。人々は何に服従し、何に服従しないかを選ぶことが出来るように、知性的でいる用意ができているべきだ。

参考 米空軍、核ミサイル発射担当将校にキリスト教で聖戦教育/朝日新聞
https://note.com/zenika/n/n3b1744bc127b