総務省は30日、令和2年国勢調査の確定値を発表した。2年10月1日時点の外国人を含む日本の総人口は、
平成27年の前回調査から0・7%減の1億2614万6099人となり、2回連続で減少した。減少数は94万8646人。
総人口に占める65歳以上の割合は2・0ポイント増の28・6%で過去最高を更新した。

都道府県別では、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、滋賀、福岡、沖縄の8都県で人口が増え、残る39道府県は減少した。
また全国1719市町村(東京23区は1市とみなして集計)のうち82・5%に当たる1419市町村で人口が減った。

日本人の人口は1・4%減の1億2339万8962人で、平成22年と15年調査に続いて減少した。
一方、国内に住む外国人は43・6%増の274万7137人で過去最多となった。
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