最多セーブ 阪神スアレス投手が退団

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/20211201/2000054497.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

プロ野球・阪神で、2年連続で最多セーブのタイトルを獲得したスアレス投手が、
大リーグへの移籍を目指すため、退団することになりました。

これは、阪神の嶌村聡球団本部長が(しまむら・さとし)先月30日、報道陣の取材に対して明らかにしました。
昨シーズン、ソフトバンクから移籍したスアレス投手は160キロを超えるストレートが持ち味で、
阪神では抑えを任され、今シーズンは球団歴代2位の42セーブをマークして
2年連続で最多セーブのタイトルを獲得しました。

球団では欠かせない戦力として、残留交渉を進めてきましたが、スアレス投手から
「大リーグに挑戦したい」と強い希望があり、退団を認めたということです。
スアレス投手は12月2日、自由契約選手として公示され、大リーグを
含むすべての球団と交渉できるようになります。

嶌村球団本部長は、「本当に大活躍してくれたが、代理人を通じて『夢を追わせてほしい』と話があった。
残念だが、彼の決断を後押ししたい」と話していました。
絶対的な抑えのスアレス投手が退団することで阪神は来シーズンに向けたリリーフ陣の整備が急務となります。

また、いずれも来日2年目で、打線の中軸を担ってきたサンズ選手と、
中継ぎとしてプレーしたエドワーズ投手の2人も退団することが決まりました。
マルテ選手などこのほかの5人の外国選手は来シーズンも契約を結ぶ見込みだということです。

12/01 06:26