2021年11月30日、韓国・アジア経済は「韓国の研究チームがドイツ、日本に次いで世界で3番目に車載用半導体を開発し、国産化に成功した」と伝えた。

韓国電気研究院(KERI)は同日、「電気技術基盤の未来4大モビリティ基盤技術」を公開。
その中で、電気自動車(EV)用炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の開発に成功したと発表した。
次世代素材SiCを用いたパワー半導体は、技術の壁が高く先進国の少数企業が独占していた状況で世界的な受給難も重なり、
技術的な自立が求められていたが、今回KERIが超高難度「トレンチ構造MOSFET」技術の開発にドイツ、日本に続いて成功し、
国産化の実現だけでなく供給難の解消も期待されているという。

この他にも、KERIは「電気船舶陸上試験所(LBTS)」「ドローン・フライングカー用電気エンジン国産化」
「液体水素の生産および長期貯蔵技術」でも成果を収めたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「さすが大韓民国」
「韓国は偉大な国だ」
「すばらしい。あなた方は国の宝だ」
「資源のない国、輸出で食べている国が国家競争力を上げるには、絶え間ない研究と発展しかない。研究者の皆さん、お疲れさまです。
おめでとうございます」など、喜びの声が殺到している。

一方で、「それで、商用化はいつになるんだ?」「量産できる技術なわけ?」
「商用化できてから宣伝すればいいのに」「今や日常の全てが電気ベースになっているというのに、脱原発とは…」という冷めた意見や、
「中国に技術を盗まれないよう気を付けて」

「海外からのハッキングで技術を盗まれないように、しっかり守ってください」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)


https://www.recordchina.co.jp/b885881-s39-c20-d0195.html