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Daisuke Kurashima / EyeEm via Getty Images
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「お魚たちのこと、美味しそうと思ったことありますか?」

北海道北見市の「北の大地の水族館」に寄せられた質問に、館長の山内創さんはこう答えました。

「毎日思っています。」

質問は2018年に、来館者と飼育員がコミュニケーションをとる場を増やそうと設置した、「飼育員にきいてみよう!」のコーナーに寄せられたもので、12月9日に、回答ツイートを投稿しました。

10日午後3時の時点で「いいね」が9万1000件。リツイート数は1万6000回以上に。

「わかる」「飼育員の方もそう思ってると聞いて安心」と言ったコメントも寄せられています。

山内さんは、ツイートへのコメントに対し「魚の面白いところの一つに、生きた姿と食物としての姿がリンクするところがあると思うのです。お、うまそうに育ってんな、と思えること、思ってもらえることが目標の一つです!」と返信しています。

山内さんは、ハフポスト日本版の取材に「太陽の光をうけて鱗がキラキラと輝いている瞬間は特に美味しそうに感じます」と話しました。

もっとも美味しそうに思うのはヤマメで、これまで寄せられた中で特に印象に残ったのは、8歳の男の子からもらった「ひじょうによかったのになぜ人がこないのか」という質問と言います。

ツイートに反響が広がっていることについて、山内さんは「水族館での魚への感情の向け方は人それぞれなのでこれが正解とは思っていませんが、興味をもって楽しんでいただけたことは嬉しいです」と話しています。

https://m.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61b2ea26e4b0bb13fd053dc3