https://hochi.news/images/2021/12/10/20211210-OHT1I51005-T.jpg
瀬戸内寂聴さん

 11月9日に心不全のため99歳で死去した作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんをしのぶ会が9日、京都市右京区の自宅兼事務所「寂庵」で開かれ、ファンら約950人が最後の別れを告げた。

 参列者には10月の衆院選で落選した辻元清美氏(61)の姿も。2002年3月、秘書給与流用事件で衆院議員を辞職した際、寂聴さんから「私のところに来なさい」と誘われ、寂庵で約1か月暮らした。辻元氏はツイッターで「『心のつかえを取りなさい』と夜中に話を聞いてくださったこと、『なんでもしてくれるボーイフレンドは3人持ちなさい』と言われ驚いたこと」などと振り返り「さようならではなく、これからも見守ってくださいとお焼香しました」と、つづった。

 寂聴さんの戒名に当たる法名は「ヨプ文心院大僧正寂聴大法尼(ようぶんしんいんだいそうじょうじゃくちょうだいほうに)」。「ヨプ」は「輝く」「光る」を意味する。

https://hochi.news/articles/20211209-OHT1T51246.html