13日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、匿名ツイッターアカウント「Dappi」による虚偽のツイートで名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉両参院議員が都内のIT関連企業に対して880万円の損害賠償などを求めた民事訴訟の第1回口頭弁論が10日、東京地裁で開かれ、被告のIT関連企業は請求棄却を求め、争う構えを示した一件を特集した。

 コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「(「Dappi」が)投稿している内容を見ると、いわゆるネット右翼の投稿なんですよ、内容は。個人だろうと思われてて開示してみたら、企業だったということですよね。今まで個人に対しては名誉毀損(きそん)なんかも成立したり,損害賠償も成立したりしているんですけど、企業というだけでなく、その背後関係も立憲民主党としては明らかにしたいということですよね」とまずコメント。

 その上で「本当にもし背後関係があったとしたら、そこに配慮して『私です。私が個人的にやりました』と認めちゃったら、たどり着けないですよね」と続け、「もし本当に真実を明らかにしたいと。お金じゃないでしょ? そもそも。損害賠償請求ですけど、本当はどういう構図なんだというのを裁判で明らかにするのが提訴の目的だと思うので、だとすれば、やはり刑事告訴をしない限りは強制的な捜査権をもっているところでない限りは難しいと思いますよ、たどり着くのは」と話した。

 「これ、公然としてますよね、ツイッターなんで。自殺の原因とされているので名誉も毀損している。それが真実でないとしても成立しちゃう。これは告発すれば受理される可能性が高いと弁護士も言っています」と話した。

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