大阪市は14日、在日韓国・朝鮮人を中傷するチラシを配布したとして、ヘイトスピーチ(憎悪表現)抑止条例に基づき、個人名を市のホームページで公表した。

 公表されたのは「朝鮮人のいない日本を目指す会」代表者。市によると、代表者は2018年12月29日、大阪市生野区鶴橋の住宅街で「朝鮮人は危険」などと主張するチラシを多数の世帯に配布した。

 19年に審査の申し立てがあり、市が有識者でつくる審査会の答申を踏まえ、ヘイトスピーチと認定した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211214-OYT1T50333/