北海道松前町の海岸で少なくとも数百メートルに渡って死んだイワシが打ち上がっているのが見つかりました。  白や茶色いものに覆われた海岸。これは北海道南部の松前町で撮影された画像です。

 松前町などによりますと、町の職員が12月13日朝に周辺で異臭がするのに気づき現場を確認したところ、大量のイワシが打ち上げられているのが見つかったということです。  ほとんどがイワシで、中にはサバも含まれていて、別の魚などに追いかけられたか、沖合ですでに死に打ち上げられた可能性があるとみられていますが、原因は分かっていません。

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大量に打ち上げられたイワシ(提供:松前町)

 地元の漁師によりますと、10日ごろに沖で大量のイワシが浮かんでいたということで、大荒れとなった11日から13日には西からの強い風が吹いていたことで、打ち上げられたとみられます。  周辺には強い異臭が立ち込め、沖合でのアワビやウニの漁への影響が出ないか心配する声もあがっているということです。  これまでに青森県六ケ所村の沖合でも大量のイワシが死んでいるのも見つかっていますが、同町や漁協は関連は不明としています。

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