正月に兄弟げんかがエスカレートし、互いに顔を殴ったり、割り箸で頭を突いたりしたとして、兵庫県警西宮署は2日、暴行の疑いで西宮市内の無職男(29)を、傷害と暴力行為法違反の疑いで宝塚市内の古紙回収作業員の男(24)をそれぞれ逮捕した。

 2人の逮捕容疑は1日午後6時半ごろ、無職の男が西宮市内の自宅で訪れていた弟の顔を殴り、作業員の男は兄の頭を割り箸で突いて数針を縫うけがを負わせた疑い。同署の調べに、2人は「間違いありません」と容疑を認めている。

 同署によると、兄の無職男は「弟に頼み事をしたがしてくれなかった」などと話しており、兄弟げんかがエスカレートしたとみられる。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202201/sp/0014958192.shtml