今年6月22日から満4歳以上の子供は親と一緒でも異性の公衆浴場に入れなくなる。これまで満5歳以上だった年齢が1歳低くなる。

 韓国保健福祉部(省に相当)は9日、これらの内容を含む「公衆衛生管理法」施行規則の一部改正案を今月10日から来月28日まで立法予告すると発表した。児童の発育が向上し、市民の要求が相次ぐ状況を反映すべきとする公衆浴場経営者の求めと利用客の便宜を考慮したものだ。また従来の公衆浴場衛生管理基準では立入禁止とされてきた「精神疾患者」は今後利用が認められる。人権侵害の要素をなくすという趣旨だ。

 公衆浴場の水質基準も緩和される。浴槽水を塩素消毒した後に残る「遊離残留塩素濃度」の基準は現状では1リットル当たり0.2−0.4ミリグラムだが、今後は最大で1リットル当たり1ミリグラムを超えない範囲とした。プールなどに適用される基準などを参考にしたという。

 改正案について反対意見がある場合は来月28日まで保健福祉部健康政策課作業班に提出できる。

アン・ヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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