宇治区検は11日、公然わいせつと京都府迷惑行為防止条例違反の罪で、府乙訓保健所職員の男性(57)=京都府城陽市=を略式起訴した、と発表した。昨年12月22日付。宇治簡裁は罰金40万円の略式命令を出した。

 起訴状によると、昨年8月27日、京都府長岡京市の路上で下半身を露出したほか、同9月2日、城陽市の公園出入り口で、通行人に「すいません」などと声を掛け、露出した下半身を見せつけたとしている。

 府職員の男性は、長岡京市の路上で下校中の女児=当時(10)=に下半身を露出し、手首を引っ張るなどしたとして、公然わいせつと強制わいせつ未遂の疑いで府警に逮捕されたが、この事件について京都地検は11日までに不起訴処分にした。地検は処分の理由を明らかにしていない。

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