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共産党の志位和夫委員長

 共産党の志位和夫委員長は12日、自身のツイッターで岸田文雄首相の新型コロナウイルス対策について「第6波が来ると分かっていながら、3回目ワクチンも無症状者への検査拡大も、何もかもが遅れている」と批判した。

 首相は11日に就任100日目を迎えたことについて新型コロナ対策などに「スピード感を持って対応してきた」などと記者団に述べた。志位氏はこの発言を引き合いに出し「『スピード感』と自賛していることが一番危うい」と批判した。

 3回目の接種について「OECD(経済協力開発機構)加盟国のうち、3回目接種率を公表する国で日本は最下位。『前倒し』どころか、2回目接種から8カ月を経過した人にも追いついていない」とも指摘した。【田所柳子】

https://mainichi.jp/articles/20220112/k00/00m/010/126000c