https://youtu.be/DMnRksYHUs4

山梨県のご当地グルメ「吉田のうどん」の人気店が、3年前に営業を再開して以降初めて値上げに踏み切りました。
食品の原材料の高騰による影響が私たちの暮らしに出始めています。
寒い時期に食べたくなる温かいうどん。富士吉田市の名物吉田のうどんの人気店では昼時ともなると大勢のお客さんでにぎわいます。
しかしこのうどんに原材料の高騰の影響が直撃しています。
例えば麺に使われる小麦粉は国際的な取引価格や輸送コストが上昇し、こちらのうどん店では12月から1袋=25キロあたり2割ほど上昇しました。
さらに揚げ玉に使われる食用油なども値上がりしていて、3年前に営業を再開して以降初めて今月から値上げに踏み切ったのです。
(利用客)
「美味しいから値段はそれほど気になりません」
こちらは甲府市にあるパンの販売店。
自家製の食パンで作ったサンドイッチなどが人気の店ですが、砂糖、マーガリン、チーズなどの乳製品といったパンの製造に使われる原材料の多くが値上がりし、特に小麦粉に関してはこの1年で2倍近くまで上昇しました。
こちらの店では仕入れの見直しや作業の効率化など企業努力で今のところ価格は据え置いたままですが、どこまで維持できるか今後も苦しい状況が続きそうです。

http://www.uty.co.jp/news/20220114/11032/