高知市の桂浜水族館で昨年11月に生まれたコツメカワウソの赤ちゃん2匹(雄、雌)の公開が22日始まった。家族連れらが訪れ、愛くるしい姿を楽しんでいた。

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コツメカワウソの赤ちゃん(高知市で)

 父王子(11)、母 桜おう (7)の間に11月13日に生まれた。体長30センチ、体重630グラム。見た目はそっくりだが、雄は甘えん坊で母親について回っているが、雌は好奇心が強くすでに自力で魚を食べるという。

 全国のカワウソ巡りが趣味という大阪府豊中市の市職員の男性(53)は「しっぽの太さがなんとも言えずかわいい」と笑顔。飼育員の丸野貴也さん(27)は「17歳のおじいちゃんカワウソもいます。さまざまなカワウソの姿を楽しんで」と話している。

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 桂浜水族館は、インターネットで赤ちゃん2匹の命名権の入札を実施している。同館のウェブサイトから参加でき、買い取り希望金額や赤ちゃんの名前を書き込んで応募する。締め切りは29日午後5時。命名権の費用はカワウソの飼育費などにあてられる。

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