雪が少ない中国のオリンピックの会場に雪を降らせようとロケット弾が撃ち込まれました。

 中国・河北省で21日に撮影された映像。スキージャンプなどの競技が行われる張家口で、人工的に雪を降らせる目的で雪雲に向けてロケット弾が次々と撃ち込まれていきます。

 中国国営の中央テレビはこの日、合わせて55発が発射され、周辺では1センチほどの積雪が確認されたと伝えています。

 地元の気象当局はロケット弾の発射について「雪が少ないのでオリンピック開催の助けになれば」と話したということです。

 中国では、2008年の夏のオリンピックの際にも開会式を晴れで迎えるため事前にロケット弾を発射し、人為的に雨を降らせたとされています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000242618.html