2022年2月3日、韓国・ソウル経済によると、林芳正外相と韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相が初の電話会談を行ない、
北朝鮮のミサイル発射に深い懸念を表明した。また、鄭外相は「佐渡島の金山」(新潟県)の世界文化遺産登録をめぐる問題についても抗議した。

記事によると、昨年11月に就任した林外相と外鄭外相が会談するのは今回が初めて。
林外相は米国や中国などの主要国には電話で就任のあいさつをしたが、
鄭外相にはしていなかっため、韓国では「コリアパッシング」だとの指摘も出ていたという。

鄭外相は「正しい歴史認識が日韓関係の未来志向的発展のための根幹」だと主張し、
日本政府が「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録の推進を決めたことについて「失望した」との考えを示した。
また、日本が過去史への謝罪と反省に逆行する動きを見せていることに懸念を表明し、
被害者が受け入れられる解決法を見つけるために日本政府が積極的な姿勢を見せるよう求めたという。

これに韓国のネットユーザーからは「言いたいことをはっきり言える鄭外相」
「気分がすっきりした」と称賛する声や、
「未来の韓国の主敵は北朝鮮ではなく日本になっているはず」
「ドイツと違い日本は全く過去を反省していない。国際的にイメージが悪くなり、
経済力に悪影響を及ぼすだろう」など日本への批判的な声が寄せられている。

一方で
「当然抗議するべき。ただ、中国や北朝鮮に抗議したとのニュースは聞いたことがない。するなら平等にするべきでは?」
「北朝鮮にも電話して『ミサイルをうつな』と抗議してほしい」と指摘する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

https://www.recordchina.co.jp/b888957-s39-c100-d0191.html