長年にわたって多くの人々に愛され続けている、東洋水産の『赤いきつね』。今回は、『赤いきつね』にある調味料を加えることで、風味が一変するというネットで話題のアレンジを、記者が実践してみたぞ。

■『赤いきつね』にレモン汁
『赤いきつね』といえば、出汁がきいたまろやかな味わいが特徴的なカップ麺だ。今回のアレンジは、ある調味料を入れることで『赤いきつね』が一気に爽やかな味わいに変化すると、一時インターネット上で話題になっていたもの。

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用意するものは、『赤いきつね』1食分に対してレモン汁10cc程度だけだ。醤油ベースの『赤いきつね』とレモン汁…果たしてどんな化学反応が起きるのだろうか。

■レモン汁を入れてみると…
作り方は至って簡単。まずは、通常通り『赤いきつね』を開け、中に粉末スープを投入。その後、容器の内側に書かれている線までお湯を注いで5分待つ。

その後、レモン汁を10cc加えれば完成だ。レモン汁を入れると、スープの色も若干変化した印象を受ける。

■気になる味は…
こちらが完成した『赤いきつね』だ。優しい和風のスープの中から酸味が効いたツーンとした香りが漂っており、匂いだけならレモン鍋に近い。

いざ、勇気を出して一口食べてみると思いの外ウマい。出汁の効いた優しいスープの中でレモン汁が良いアクセントとなっており、味としては少し酸っぱいポン酢のような感覚。

また、甘くて美味しいことで知られている『赤いきつね』の油揚げとも相性が抜群。酸味のツーンとくる刺激を上手く包み込み、程よい酸味に仕上げていた。

■タバスコを入れて多国籍風にも
出汁と酸味の合わせ技が絶妙なウマさとなっていたレモン汁アレンジ。感覚的には、うどんというよりさっぱりとした鍋に近い味わいとなっていたため、大根おろしを入れてもいいかもしれない。

また、ネット上ではレモン汁に加えてタバスコを入れて、多国籍風な味にアレンジする方法も話題になっていた。もし気になった人は、一度試してみては。

(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)

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