釜山金井署は22日、現職国会議員の秘書(50代)が銀行のATMから他人が取り忘れた現金を持ち去ったとして、窃盗の疑いで行方を追っていることを明らかにした。

 釜山金井署は22日、現職国会議員の秘書(50代)が銀行のATMから他人が取り忘れた現金を持ち去ったとして、窃盗の疑いで行方を追っていることを明らかにした。

 容疑者は1月26日、釜山市金井区にある銀行のATMで別の利用者が引き出した後に取り出すのを忘れた現金を奪って逃げた疑いが持たれている。容疑者は釜山市選出の国会議員の運転手を務める秘書とされ、先週末に議員事務所に一身上の理由で免職を願い出たという。盗難届を受理した警察は、容疑者が運転してきた車のナンバーを照会し、身分を特定した。

 警察は容疑者が盗んだ現金の額は明らかにしていない。警察関係者は「現時点で容疑者の検挙や出頭要求には至っていない。監視カメラの映像分析に基づき、動線を追っている」と話した。

クォン・グァンスン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/02/23/2022022380036.html