7日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、ロシア軍のウクライナへの軍事侵攻を特集した。

 この日の番組では、ロシア軍がウクライナ国内では3か所になる原発にも進軍。原発で銃火が飛び交うという非常に危険な状況となっていることを報じた。

 この件について、コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「日本以外の国では原子力発電所というのは大体、軍隊が守っていたりするんですね。テロからの攻撃も含めて、そういう対応をしている」とまず発言。

 その上で「今回、ウクライナの電力の半分が原子力ということで、生活インフラを完全に抑えるためには原発も抑えないとダメ。これはロシア側が軍事的な合理性に基づいてやっているんだということだと思います。まさか、原発を攻撃して放射性物質をまき散らそうとは、どちらも思ってないわけで。だから、ある一定のところで制圧ということにはなるんですけど」と続けた上で「今回の件で原発というのは、ただの発電所ではないということは日本でも思い知らされますね」と発言。

 「日本は別に守ってないですからね。日本に核攻撃があるかどうかってこと以前に原発が狙われてしまったら同じことがまた起こるというのは前々から言われているわけで。これから資源価格が上昇すると、原発をもっと再稼働させようという動きがまた出てくると思うけど、原発は本当に日本という地震大国の中で絶対に安全かというと言い切れない。いろんな課題を日本に突きつけているんだなというのは、この原発の攻撃からも伝わってきます」と話していた。

https://hochi.news/articles/20220307-OHT1T51028.html