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津波の犠牲となった児童の遺族男性(右)から当時の状況を聞く立憲民主党の泉健太代表=11日午前、宮城県石巻市の震災遺構・大川小学校(奥原慎平撮影)

立憲民主党の泉健太代表は11日、同日で発生から11年となった東日本大震災の復興状況をめぐり「公共事業やインフラ整備をして終わりといわれがちだが、被害や教訓の伝承、住民の心のケア、コニュニティーの再生にも政府を挙げてサポートを続けていくべきだ」と述べた。宮城県石巻市の震災遺構・大川小学校を視察後、記者団に語った。

同校は84人が津波の犠牲になり、泉氏は語り部の遺族男性から児童や教職員が逃げ遅れてしまった経緯について説明を受けていた。

泉氏は「きっと今も当時亡くなった子供や先生がこの場所にいる。そういう思いを持ち、われわれも防災対策にあたっていきたい」とも強調した。

https://www.sankei.com/article/20220311-BC7CT3GHT5L25AYH4B244R7FMQ/