江崎グリコは4月から、学校給食向け牛乳(200ミリ・リットル入り)のプラスチックストローを廃止する。海洋汚染などの原因になるプラごみを減らす狙い。2023年には年間約2500万本を減らせるといい、ストローの製造過程などで排出される二酸化炭素を約25トン削減する効果を見込む。

 給食用牛乳を納入している東京都と栃木、岐阜、佐賀各県の約30市町村の小中学校、特別支援学校が対象。年内の完了を目指し、段階的に切り替えを進める。

 新しいパックは日本製紙が開発した。飲み口に直接口をつけるタイプで、パックに折り目をつけ、開けやすくしている。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220314-OYT1T50193/