社長自ら漁に出て、漁業をスタート
(株)SANKO MARKETING FOODSは、「東京チカラめし」や「居酒屋“金の蔵”」を運営する会社。かつて大ブレークした東京チカラめしですが、店舗の大量閉店に踏み切ったといいます。

その後に始めたのは、なんと水産業。コロナ禍にあって飲食業に頼らず、安定した利益を出せる柱の事業として開始しました。
社長をはじめ20人ほどの社員も漁師となって、漁業に取り組んでいます。

さらに、魚を獲るだけではなく、競りや加工も実施しています。
加工した魚は、東京チカラめしなどのグループ店舗で使用。他にも、スーパーに卸したり、ふるさと納税の返礼品として提供しています。

実は、漁業権は地元の漁業協同組合が持っており、新たに民間企業が参入するのはなかなか難しいことでした。しかしSANKOは、社長自ら漁に行く姿勢が信頼関係に繋がり、漁協に入る許可を獲得。新しいビジネスができるようになりました。

東京チカラめしも、まだまだ人気
「焼き牛丼」という新しいスタイルがウケて、人気を博した東京チカラめし。現在は、国内で3店舗を展開しています。

少ない店舗数だからこそ、他店ではできないような思いきったメニューを提供。特に、唐揚げ・目玉焼きが8個ずつついた「唐揚げ目玉焼き 8×8 定食」が大人気なのだとか。

さらに東京チカラめしは、2021年6月に香港へ進出。“日本独特のB級グルメ”として、毎日行列ができるほど大盛況となっています。(※2022年2月放送時点)

この内容はTBSで放送中の『がっちりマンデー!!』から。番組では家庭の節約術から株・不動産、経済理論まで「お金儲け」の情報を提供している。

https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=15143