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立憲民主党の西村智奈美氏

 立憲民主党の西村智奈美幹事長は22日の記者会見で、山口県前副知事らが林芳正外相の後援会への入会を勧誘していた問題に関して、「林氏や安倍晋三元首相ら山口県選出の国会議員は自らの関与がなかったか明らかにすべきだ」と強調した。

 山口県は同日、県管理職の8割が「以前から常態化していた」と回答したとの調査報告書を公表し、「自民党に対する悪(あ)しき配慮」を断ち切るよう提言していた。

 西村氏は「山口県は衆参国会議員が自民党で占められるいわゆる保守王国で、(報告は)非常に重い」と指摘。「1強支配では行政はゆがめられ、公務員は与党ばかり向くそんたく政治になる」とも述べた。【宮原健太】

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