シボレーの自動車に搭載されていたV8エンジンを移植した「走るイス」が海外オークションに登場して注目を集めています。

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イスと言い張る魔改造バースツール(画像は Mecum Houston Auctionより)

 このイスは「Hossfly」と名付けられたハンドメイド製品。米ペンシルベニア州にある「バースツール」と呼ばれるタイプのイスを作っているメーカー「MountainBossHoss」が作り上げました。使用しているエンジンはシボレー製V8エンジンで、最大出力は727馬力を誇ります。

 エンジンにタイヤをくっつけただけにしか見えない無骨なスタイルですが、エンジン上部には丸い座席が用意され、目の前に取り付けられたハンドルで操作して、カートのように走らせることが可能です。

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無骨なルックス(画像は Mecum Houston Auctionより)

時速40キロほどで走るそうです(画像は Mecum Houston Auctionより)
 ヤバい走りを見せそうなルックスですが、海外メディアによると走行速度は時速25マイル(時速40キロほど)しかでないようになっているので、発進と同時に走馬灯がよぎるようなことはなさそうです。

 Hossflyが出品されているのは2022年3月31日から4月2日まで開催されるMecum Houston Auction。落札予想価格は4000ドル(約50万円)から8000ドル(約100万円)とされています。

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オークションサイトに出品中(画像は Mecum Houston Auctionより)

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