四国電力送配電は8日、再生可能エネルギーとなる太陽光と風力発電の事業者を対象に、一時的な発電停止を求める出力制御を9日に実施すると発表した。
太陽光の発電量が増える日中に、電力供給量が需要を大きく上回ってバランスが崩れ、大規模停電が起こる可能性があるため。同社としての実施は初めて。

 四国電によると、発電停止の対象は四国4県と兵庫県の淡路島南部の再エネ事業者。9日午前8時から午後4時までで、最大41万キロワットの出力制御を想定している。
同社担当者は「出力制御は冷暖房需要が減り電力消費が少ない春や秋で、太陽光の発電量が増える晴天に条件が整う」と説明した。
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