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ウクライナ軍が「空飛ぶ戦車」と呼ばれるロシアの攻撃ヘリを撃墜した。1機1500万ドル(約20億円)するこのヘリを撃墜したのは、わずか「100ドル」のミサイル・システムだったという。

ウクライナ軍は、1,500万ドルのロシア製Ka-52ヘリコプターを、わずかなコストの防空ミサイル・システムで撃墜したと発表した。ウクライナ軍の「東部」作戦司令部が、ハリコフ地方で撃墜したというこの件をFacebookページで公開している。

ヤロスラフ将校は同投稿で「夜、敵(露軍)のヘリコプターが非常に低空飛行をした。私たちの陣地の上空を旋回し、頭を上げることさえできなかった。そして、対空砲手が2発のミサイルを発射した。しかし、1発はヒートトラップに当たり、もう1発はKa-53を撃墜してしまった」と述べている。
続けて「スティンガーを使うのはかわいそうなので、ロシアのKa-52は普通の 《イグラ》で撃った」と伝えた。

「イグラ」は旧ソ連が開発したわずか100ドル(約1万3千円)の携帯用地対空ミサイル(SAM)システムであると同投稿では説明され、約12万ドル(約1,540万円)もする「スティンガー」を使うのは無駄だっただろうと説明している。
投降では「我々は、ソ連に支払った100ドルでロシアの操縦士およそ1500万ドル相当の兵器を撃墜したと仲間うちで冗談を言った」と明らかにされた。

同投稿ではまた、敵軍との距離関係のため、墜落現場に近づくことができなかったため、ドローンで同現場の様子を撮影したとのこと。
ウクライナ国防部の最新の発表(4月20日)によると、ウクライナ軍は開戦以来、ロシア兵2万300人を殺害し、飛行機171機、ヘリコプター150機、戦車815台、装甲人員輸送車2087台、車両1504台を破壊したと報告している。

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