林外相とラーム・エマニュエル駐日米大使は23日、太平洋上に展開中の米海軍の原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を視察した。外務省によると、日本の外相が米空母に乗艦するのは2010年の岡田克也外相以来だという。

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米空母「エイブラハム・リンカーン」の視察を終え、エマニュエル駐日米大使(左)と共同記者会見に臨む林外相(23日午後、太平洋上で)=代表撮影

 林氏は艦内でカール・トーマス米海軍第7艦隊司令官と意見交換し、乗組員を激励した。林氏は視察後、記者団に「高い意識を持って任務に取り組んでいることを実感することができた。日米同盟の一層の強化に努めていきたい」と述べた。

 同空母を中心とする空母打撃群は今月12日、日本海で自衛隊と共同訓練を実施していた。

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