法務省と岸田政権の公式の主義主張がこれです。
やはり岸田政権の''自国の法の''合法的な政策を肯定するしかなくなった。

性犯罪で13年間服役し出所した男性の訴えは社会に受け入れられるのか(篠田博之) - 個人 - Yahoo!ニュース
樹月さんは出所後、家族のもとへ連絡したものの、3日間だけ泊まってよいがあとは出て行ってほしいと言われ(現実はこんなふうに厳しい)、9月18日に東京へ、そしてその後、大阪へ移った。
その東京滞在中の9月19日に、既に性犯罪で10年以上服役して出所している山川さん(仮名)、ソーシャルワーカーの斉藤章佳さんと座談会を行った。
こういう座談会そのものが異例だが、月刊『創』(つくる)11月号に掲載したその内容を、今回、ヤフーニュース雑誌に全文公開することにした。
そしてそこで話された事柄を樹月さんらがどう実践していくのか、今後フォローして報告することにする。
最近は、性犯罪についても厳罰だけではだめだとして法務省の推進で刑務所に再犯防止のための治療プログラムが導入されているが、樹月さんも山川さんもその受講者だ。
法務省の調査では、10年以上前に導入されたそのプログラムR3は、相当の成果をあげていることになっているが、本当にそうなのか。
性犯罪で重罰を科せられた出所者2人と、性犯罪の加害者臨床に立ちあっていることで最近注目を浴びている斉藤さんとの対話というのも極めて貴重な機会といえる。
ちなみに、その治療プログラムは2004年に起きた奈良女児殺害事件を機に導入されたものだ。
私は奈良女児殺害事件の小林薫元死刑囚(既に執行)とは、彼が死刑判決を受けるまでの半年間、『創』に手記を連載したことがきっかけとなって約1年間、深く関わった。
その彼の事件を契機に導入された治療プログラムがどういう実態で、出所した当事者が自身の経験に照らしてその効果をどう受け止めているのか聞いてみたいと思った。
性犯罪者はいま、日本ではまさに社会の敵として、へたをすると社会の中で集団リンチにあいかねない雰囲気だから、こんなふうにメディアに登場して発言をすること自体、異例と言える。
樹月さんがなぜこういう状況の中で敢えて発言しようとしたかというと、性犯罪者を刑務所で罰するだけでなく、性犯罪治療のために社会システム、例えば薬物依存に対する互助組織ダルクのようなものを性犯罪についても作らねばいけないのでは、と考えたためだ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20181109-00103612