大阪府警羽曳野署は11日、無免許運転が発覚するのを免れるため運転免許証を不正に取得したとして、大阪府羽曳野市、会社役員の男(52)を有印私文書偽造・同行使などの疑いで逮捕した。

 発表によると、男は2020年7月、光明池運転免許試験場(和泉市)で、長男の名前などを記した免許証の再交付申請書に自分の顔写真を貼って提出し、不正に交付を受けた疑い。

 男は当時免許証を取り消されていたが、車を運転して速度違反自動取締装置で摘発されて出頭を求められていたため、長男を装って再交付を受けようと計画。髪を染め、メガネをかけるなど“若作り”をした写真を使って申請した。その後、長男が免許証を更新しようとして不正取得が発覚したという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220511-OYT1T50341/