結婚のスタイルが多様化する今、人と比べたり、固定観念に縛られたりする必要なんてナシ! 数々の晩婚カップルや恋愛の形を取材してきたライターが教える、35歳からの大人婚活で自分らしい幸せな結婚を掴むための必勝ルールズ。

前回はモテる人が口にする言葉をご紹介しましたが、今回はその逆の、モテる人が絶対口にしない言葉について。
オードリー・ヘプバーンの名言で、「魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること」というものがありますが、その人が発する言葉がその人らしさを形作ると言っても過言ではないほど、言葉って大切なもの。中でも特に、何を言うかよりも何を言わないか、にその人の知性や品格が出ると思います。恋愛においても人間性が重視されるようになってくる35歳を過ぎたら、その傾向は顕著に。考えなしの無責任発言が許されるのは若い頃だけだと、肝に銘じておきましょう。

それだけ、「何を口にしないか」は、とっても重要なこと。では、モテる人が絶対に口にしない言葉とはどのようなものなのでしょうか。私が考えるそのセリフは、以下の5つ。

1. 何かいいことない?
これはモテない人が良くいいがちなセリフでもあります。なぜこのセリフがモテないのかというと、他力本願な性格を感じさせるから。
モテる人って基本的に、常に自ら楽しいことを企画したり発信しているから、他人に「いいこと」をみつけてもらわなくても大丈夫なんです。それに加えてちっちゃなことでも幸せを感じやすいので、自分で自分を満たせている。だから幸せになるために恋人や結婚相手を求めているというより、ひとりでもハッピーだけど、誰かと一緒になることでさらにハッピーになりたい、というプラスの思考なのですね。幸せに対して依存的ではない、という姿勢は、婚活の場では特に必要なものではないでしょうか。

2. ずるい
「ずるい」が口癖になっているなら、気をつけた方がいいかもしれません。「ずるい」という言葉には、「自分より得をするなんて許せない」という度量の狭さや、「あなたの実力には見合っていないのに」という相手を見下した視線を感じさせるものがあります。つまり、これを口にすることで、他人のラッキーが許せない、心の狭い人という印象を与えてしまうのです。言われた側も、せっかくの自分の喜びをあなたが妬んでいると捉えるので、嫌な気分に。

小さなことがあなたのイメージを左右するから、言葉選びって本当に大事。もし仮にあなたが本当にその人物のことを「ずるい」と思っていたとしても、棚ぼたのように見えるその幸運も、実は影でその人がものすごく努力や苦労をした結果かもしれないのですよ。モテる人は想像力があるから、「ずるい」とは口にしません。その代わりに、何かいいことがあった人には「いいな~!」と素直に賞賛できます。