ロシア軍の攻撃が激しさを増す中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、「すべての戦力を投入して、われわれの土地を守ります」と、徹底抗戦の構えを示した。

ロシア軍は、東部ルハンスク州の最後の要衝とされているセベロドネツクを包囲する作戦を進めているとみられる。

セベロドネツクが陥落すれば、州全域が制圧される可能性がある。

こうした中、ゼレンスキー大統領は、あらためて徹底抗戦の構えを示した。

ウクライナ・ゼレンスキー大統領「すべての戦力を投入して、われわれの土地を守ります」

一方、ロシアの地方議会では、議員2人が「戦争をやめて、軍は撤退すべきだ」と訴えた。

地方議員「軍事作戦は、ほぼ3カ月が経過した」
議長「その話はしていない」
地方議員「軍事作戦を続ければ、死傷する兵士が増えるだろう。軍隊の即時撤退と軍事作戦の停止を要求する」

長期化する戦闘に、ロシア国内から不満の声が上がっている。

https://www.fnn.jp/articles/CX/366749