10円台で買える駄菓子限定!満腹度選手権
駄菓子を買って食べる。子供の頃には当たり前にやっていたはずなのに、大人になってみるとその機会ってなかなか巡ってこなかったりするものだ。

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昔はあちこちに駄菓子屋があって、そこでおこづかいを握りしめてその日のお供を慎重に選んだもの。しかし今はその駄菓子屋が既に絶滅危惧。

必然と、駄菓子目的で買い物をすることはなくなってしまった……ただ、駄菓子自体は今もコンビニやスーパーで販売されている。

そこで今回は、大人になると意図的に購入する機会が激減する昔ながらの駄菓子。

その駄菓子の中から、10円台で購入できるものに限定して、満腹度やカロリーに焦点を当てた話をしていきたい。

ぶっちゃけ、今大人になった私たちにとって、駄菓子は空腹を満たすほどの力を持ち合わせているのか。これを検証していきたい!

マルカワフーセンガム、1粒あたり4キロカロリー

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まずは昔から10円で購入できる駄菓子の代名詞、マルカワフーセンガム。商品名のフォントが時代を感じさせて、なんとも良い。

グレープとオレンジ味が特に有名だが、あいにくグレープは品切れだったため、オレンジ味を購入してみた。

店頭で購入するのもかなり久しぶりである。下手すると30年ぶりぐらいか。

味は昔からそんなに変わらない。相変わらず甘くておいしい。量に関しても「こんな感じだったよね」という、ノスタルジックな商品。

そんなフーセンガム、1粒あたり4キロカロリーほどとガムだけあってだいぶ低め。ガムだから飲み込むこともないし、ちょっと口寂しいときのお供としては大人になってもアリと感じた。

ただ、風船のように膨らませるためには1粒では厳しいので、結局1箱全部まとめて口に放り込むんだけど。1箱4粒封入で、15.9キロカロリーとパッケージには表記されている。

みんな大好きあわ玉、どんぐりガム。後者の方が低カロリーだった!

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続いて、筆者が子供の頃に気がふれるほど愛していた、あわ玉とどんぐりガムも取り上げていきたい。

特にどんぐりガムがお気に入りで、表面の薄いキャンディ層のコーラ風味になんとも贅沢な感覚をおぼえていた。この駄菓子に関しても、口に入れてみた感覚は昔と寸分も変わらない。

大きさも多分そのままなんじゃないかと。味も、相変わらず優しい。

そんな両商品。価格もサイズも同じなんだけど、カロリーには割と大きな開きがある。どんぐりガムが20.7キロカロリーであるのに対し、あわ玉は25.7キロカロリーとなっている。

あわ玉の方がカロリーが高かったわけだ。てっきりどっちも同じぐらいだと思っていたが、フーセンガム1粒分以上の違いがあったとは。令和になって一番の衝撃という他ない。

ちなみにこれらの駄菓子。昔はあたりくじ付きで、「あたり」表記が出ればお店でもう1つ貰えるというものだったが、現代ではくじが撤廃され、代わりにグー・チョキ・パーの絵文字がランダムに印刷されるじゃんけんゲームに変更されている。

駄菓子屋が廃れた今、あたりくじの役割は終わってしまったようだ。