テレビ朝日の玉川徹氏が9日、コメンテーターを務める同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)に生出演した。 番組では、ソニー生命が社会人1・2年目を対象に「一番やる気を奪う上司・先輩の言葉」の調査結果を報じた。

 1位は「この仕事むいてないんじゃない?」。2位は「もういいよ。別の人にお願いする」。3位は「やる気ある?」。4位は「そんなことは常識でしょ」。5位は「私が若いころは〇〇だったのに」。6位は「前にも言ったと思うんだけど?」だった。

 玉川氏は入社1年目に1位の「この仕事むいてないんじゃない?」を尊敬していた当時のチーフディレクターから言われたことを明かした。

 その上で「軽く言われたんじゃなくて、本気で言われたんです」とし「玉川がいいなら、玉川、現場向いてないと思うから非現場へ行けるように取りはからうから」と言われたという。この言葉に「すごいショックを受けて。向いてないと言われると思わなかったから、テレビやりたくて入ったのに現場向いてないって言われたから」と明かした。

 この話を芸能リポーターの梨元勝さんが聞きつけ「梨元さんが僕の芸能班で欲しいって言ってくれて、僕の現場はつながったんです」とし、この上司の言葉に「でも僕はそれがあって、こういうふうに言われるってダメだなと思って言われてよかった」と明かしていた。

 その上で「言う側の言い方だと思う。安易にディスりたくて言うのと、本当にこの部分変えないと向いてないっていう形になっちゃうぞ、と、本気で相手のことを心配して言うのと伝わり方違うんじゃないかな。僕は伝わったよ」と当時の上司が「向いてない」と本気で言ってくれたことに感謝していた。

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