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埼玉・狭山市で演説した蓮舫氏

 今夏の参院選東京選挙区(改選6)に立憲民主党から出馬予定の蓮舫参院議員(54)が12日、埼玉・狭山市民会館で「高木まりを囲む会」に出席した。

 東京から車で駆けつけた蓮舫氏は開口一番「日曜日のこの時間、お若い方からそうでない方まで、たくさんの方にお越しいただきました」と冗談交じりにあいさつ。囲む会が始まる約1時間前に降ったゲリラ豪雨に触れ「東京から車で向かったんですがすごい雨で。雨男といえば埼玉は枝野幸男です」とご当地トークで会場をあたためた。

 この日の主役として参加した参院選埼玉選挙区(改選4)に同党から出馬予定の高木真理氏(54)とは同い年で共に双子のママ。蓮舫氏は「新入学とか本当につらかった。すべての物に名前書かなきゃいけないじゃないですか。最初はワッペンとか刺しゅうとかしてたのが、そのうち油性ペンでなんでもいいやとなり下の名前だけになります」と双子を育てる苦労も明かした。

 そして「高木真理さん。この埼玉から堂々と女性の参議院議員として送っていただきたい。きょうはまずもってそのことをお願いしたい」と集まった80人ほどの聴衆を前に訴えた。

 また蓮舫氏は週刊誌記者に対するセクハラ疑惑などが報じれられ、9日に不信任案が否決された細田博之衆院議長(78)に対し「色恋金やめてほしい。これがでることによって全部の議員がダークに見られる。やめてほしい」。18歳の女子学生と飲酒したことが報じられ、10日に自民党を離党した吉川赳氏(40)には「未成年に酒飲まして4万円払った?恥ずかしいなんてもんじゃないでしょ」。2019年の参院選広島選挙区を巡る買収事件で有罪が確定した河井克行元法相(59)、案里氏(48)に対しては「広島で金ばらまいちゃった人いましたね。夫婦そろって」と話した。

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