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群馬県の山本一太知事=群馬県庁で2021年10月6日、妹尾直道撮影

 群馬県の山本一太知事は23日の記者会見で、7月10日投開票の参院選について、「二十数年国会議員をしてきた自分の感覚で言うと、今までで一番盛り上がっていない」と指摘した。

 山本知事は1995年以降、自民党の公認を得て参院選群馬選挙区で4回連続当選し、2019年に知事に転身した。約24年間の参院議員の経験を踏まえ、今回は「選挙という感じがしない」と述べた。

 22日にも自らのブログに野党の勢いがないことなどを挙げ、「国政選挙独特の緊張感や盛り上がりが一切感じられない」と書き込んだところ、同調する反応が寄せられたという。一方、山本知事は「選挙は大事なので、一人でも多くの県民に投票に行ってほしい」とも呼び掛けた。【田所柳子】

https://mainichi.jp/articles/20220623/k00/00m/010/193000c