2022年6月23日、韓国メディア・韓国経済TVは、「『世界で最も住みやすい都市』の最新ランキングが発表された」と報じた。

記事によると、英経済分析機関エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は現地時間22日、
「最も住みやすい都市ランキング2022」を発表。
これによると、ソウルは100点満点中80点台を獲得し、評価対象の173都市のうち60位だった。

1位に選ばれたのはオーストリアのウィーンで、2位以下はコペンハーゲン(デンマーク)、
チューリヒ(スイス)、カルガリー(カナダ)、バンクーバー(カナダ)、
ジュネーブ(スイス)、フランクフルト(ドイツ)、トロント(カナダ)、
アムステルダム(オランダ)という結果に。
10位には同率で大阪とメルボルン(豪州)がランクインした。

昨年のトップ10にはアジア太平洋地域の都市が8カ所もランクインしていたが、
今年は欧州や米州が躍進。新型コロナウイルスに関する規制緩和が進んだことで、
欧州や米州の都市が文化、環境、医療などの分野で高い評価を受けたとEIUは説明しているという。

一方で「最も住みにくい都市」には、1位から順にダマスカス(シリア)、
ラゴス(ナイジェリア)、
トリポリ(リビア)、アルジェ(アルジェリア)、カラチ(パキスタン)、
ポートモレスビー(パプアニューギニア)、ダッカ(バングラデシュ)、
ハラレ(ジンバブエ)、ドゥアラ(カメルーン)、テヘラン(イラン)が選ばれ、医療や教育などの面で低く評価された。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、

「殺伐とした国民性のせいで、韓国は住みにくい」
「左派や労組だけでもなくなれば、ソウルはもっと住みやすくなるのに」
「多様性と人間性が消え、物質万能主義と見栄だけが優待されるのがソウル」
「いつも経済大国や文化大国、半導体先進国などと言って持ち上げるけど、そこに住む国民の幸福指数は底辺。こんなことだろうと思った」

「物価も高いし、暴力団も多いし、空気は汚れてるし…。いいところは何もない」など、ソウルや韓国に対する不満の声が相次いでいる。

しかし「ソウルも治安はいいと思うけど」「金持ちになら韓国は勧める」など、一部では擁護するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)

https://www.recordchina.co.jp/b896489-s39-c30-d0201.html