2022年6月26日、韓国・朝鮮日報は「スペインのマドリードで29日、30日に開かれる
北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、
その直前(26~28日)に開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)には招待されなかった」と伝えた。

ドイツで開かれる今回のG7サミットには、メンバー以外に
インド、インドネシア、セネガル、南アフリカ、アルゼンチンの5カ国が招待された。
記事は「インドと南アフリカは昨年、
今年と2回連続で招待されたが、韓国は除外された」と指摘している。

昨年6月に英国で開かれたG7サミットには、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が参観国首脳として招待され、出席した。
当時韓国大統領府は「主要経済の協議体であるG20を超え、
グローバルリーダーであるG7のメンバー国と肩を並べる先進国の仲間入りを果たした」と評価していた。

外交消息筋は「政府は尹大統領のG7出席のため外交チャンネルを総動員したが、
招待されなかった」と話したという。

ドイツ政府は5月にG7招待国を発表し、「今回のG7サミットでは、気候変化や(新型コロナウイルスなど)世界的な伝染病問題、
世界の民主主義国間の協力強化などについて主に議論する」と述べた。

このニュースを見た韓国のネットユーザーからは「国の格が下がった」
「昨年まで韓国は、議長国首脳の横であり米大統領の向かいという
素晴らしい席に座る国だったのに。大統領が変わった途端にこれだ」
「韓国の黄金期は終わった。また中進国に後戻り」
「世界での尹大統領の評判はそんなに悪いのだろうか」などと嘆く声が数多く寄せられている。。

その他にも「NATO加盟国でもないのに夫人同伴で行ったのも笑える」
「そもそもなぜNATOに出席するのか。
経済も苦しいのに輸出まで低迷したらどうするつもり?」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

https://www.recordchina.co.jp/b896670-s39-c100-d0191.html