https://www.cnn.co.jp/storage/2022/07/13/4ffcd693e09144a002fe4c25796f9259/229d6b24-a40a-4556-961b-42fb7296ef90.jpg
ウクライナのゼレンスキー大統領/Office of The President of Ukraine

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ウクライナ軍が新たにロシアの弾薬庫を攻撃した後に演説を行い、欧米から供与された「現代的な火砲」の成果を称賛した。

ゼレンスキー氏は夜の演説で、「占領者たちは現代的な火砲とは何か、彼らが占領した我々の土地で安全な後方地域などないのだということを既にひしひしと感じている」と指摘した。

さらに「ロシア兵は我が軍を率直に恐れている。傍受した彼らの会話からそれが分かる」とも述べた。

ゼレンスキー氏の演説に先立ち、ウクライナ南部ヘルソン州の町ノバカホフカでは11日夜に爆発が発生。SNSに投稿された動画には、大きな爆発音や夜空を照らす巨大な火の玉が捉えられている。

ヘルソン州議会の議員はフェイスブックで「ノバカホフカにあるロシアの弾薬庫がひとつ減った。彼らは(弾薬を)散々持ち込んで備蓄したが、夜の花火になった」と述べた。

ウクライナはここ数週間、ロシア支配地域の奥深くにある武器庫を狙うため、米国から供与された高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」などの西側製兵器を使用している。

https://www.cnn.co.jp/world/35190343.html