【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の崔泳杉(チェ・ヨンサム)報道官は14日の定例会見で、同部の朴振(パク・ジン)長官の就任後初めての訪日について、「現在、日程を調整している」として、「まだ決まったことはない」と明らかにした。NHKは同日、朴氏が18日に訪日し、岸田文雄首相や林芳正外相と会談する方向で調整が進められていると報じた。

朴氏が訪日すれば、林氏との会談で日本による植民地時代の強制徴用被害者問題など両国の懸案を幅広く議論するとみられる。8日に銃撃され、死去した安倍晋三元首相への弔意も伝えるとみられる。また、民間交流活性化や経済協力の強化などが議題になる可能性がある。

朴氏は当初、先月末に訪日すると予想されたが、今月10日の参議院選挙後に見送られた。

韓国の外交部長官が日本との2国間会談のため訪日したのは2017年12月の康京和(カン・ギョンファ)氏が最後だ。日本で4年7カ月ぶりに韓日外相会談が行われれば、両国の外相が関係改善に向けた第一歩を踏み出すという意味合いがある。

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