松崎町の雲見観光協会(高橋博幸会長)は18日、夏の風物詩イベント「サザエ狩り」を同町の雲見海岸で3年ぶりに開いた。家族連れをはじめ、多くの観光客が集まり、サザエのつかみ取りを楽しんだ。

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大量のサザエを求め、勢いよく走り出す参加者=松崎町の雲見海岸

 子どもと大人の部に分かれて実施した。約3千個のサザエが波打ち際や浅瀬にまかれ、参加者は砂浜に横一列に並ぶと、スタートの合図に合わせて勢いよく海に走りだした。何度も海中に潜ったり、足で探ったりして、サザエの“争奪戦”を楽しんだ。

 サザエ狩りは海水浴シーズンの到来を告げるイベントとして毎年行っている。高橋会長は「ようやく再開できた。多くの人の笑顔が見られて良かった」と話した。

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