烏山自動車学校(栃木県那須烏山市)がツイッターに投稿した、危険な左折の方法に警鐘を鳴らす動画が話題を呼んでいる。同校は、特に夏休みに免許を取ったばかりの学生や、お盆に久しぶりに車を運転する人に向けて注意を呼びかけている。

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大きくふくらんで左折する教習車=烏山自動車学校のツイッターより

 「最高にだめな左折」と題した動画では、片側1車線を走行する車両が、減速せず右に一度ハンドルを切り、大きく膨らんでから左折する様子を紹介している。

 同校によると、この方法は、左側にスペースができることからバイクや自転車を巻き込みやすく、危険という。右側に車体が振れるため、対向車と衝突する可能性もある。

 動画は24日に投稿され、29日時点で約4万の「いいね」を集め、200万回以上再生された。投稿に対し、「結構見かけます」「バイク通勤の私は戦々恐々としています」などのコメントが寄せられている。

 同校の担当者は「左側の縁石やガードレールとの衝突を避けるために、こうした曲がり方をしてしまう人が多いのではないか」と指摘。できるだけ左に寄り、曲がる手前で徐行することを推奨し、続編として「基本的な左折」を紹介する動画も載せて、注意喚起している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220730-OYT1T50108/