【ソウル聯合ニュース】韓国関税庁が7日発表した即席麺の今年上半期(1~6月)の輸出額は前年同期比19.9%増の3億8340万ドル(約517億円)で、上半期として過去最高だった前年同期を上回り、再び最高を更新した。

https://img4.yna.co.kr/photo/cms/2020/09/04/75/PCM20200904000075990_P2.jpg
韓国の即席麺(資料写真)=(聯合ニュース)

輸出先別では中国(9191万ドル)、米国(4786万ドル)、日本(3032万ドル)台湾(1483万ドル)などの順で多かった。

即席麺の輸出額は2015年から増加が続く。なかでも新型コロナウイルス流行が始まった20年上半期は前年同期比37.4%急増した。巣ごもり需要のほか、米アカデミー賞で作品賞など4冠を獲得した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」に登場する即席麺のアレンジメニューが注目を浴びたことをはじめ、韓国ドラマ、K―POPの世界的ヒットが追い風となった。

21年上半期の増加率は5.8%とやや鈍化したが、今年は再び20%近い伸びを記録した。新型コロナがパンデミック(世界的大流行)からエンデミック(一定期間で繰り返される流行)に以降しつつある中でも輸出が伸びたことから、業界関係者は巣ごもり需要などによる一時的な増加ではなく海外で人気が定着しつつあるとの見方を示した。 

https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20220807000200882?section=economy/index