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韓国の朴振外相が中国訪問のためソウルを出発し、アメリカ主導の半導体同盟とされる「チップ4」について、中国側の反発を念頭に「特定の国家を排除するためのものではない」と話しました。

韓国 朴振外相
「チップ4は半導体供給網協力のための協議体です。ある特定の国家を排除するためのものではありません」

韓国の朴振外相は、8日から3日間の日程で中国の山東省を訪問し、9日には王毅外相との会談が行われる見通しです。

朴外相はソウルを出発する際、アメリカが日本、韓国、台湾と半導体の供給網での連携を強化しようと、結成を主導している枠組み「チップ4」について今回の会談で議論することになると明言。チップ4に対する中国側の反発を念頭に「特定の国を排除するためのものではない」としたうえで、「中国に恐れがあるなら解消できるよう私が説明する」と述べました。

また、韓国への配備に中国が強く反発してきたアメリカのミサイル迎撃システムTHAADも会談の焦点になるとみられていますが、朴外相は「中国も安保主権を尊重してこそ韓中関係が発展できる」と強調しました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/118610