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中国軍の弾道ミサイルが日本のEEZ内に落下したことに日本政府が抗議したことについて、中国政府は「日本にとやかく言う権利はない」と反論しました。

中国軍が4日に行った軍事演習で発射した弾道ミサイル9発のうち、5発が日本のEEZ=排他的経済水域内に落下しました。これについて、日本政府は中国側に厳しく抗議しましたが、中国政府は会見で次のように反論しました。

中国外務省 汪文斌 報道官
「法律的にも政治的にも道義的にも、日本は台湾問題についてとやかく言う権利はない」

汪報道官はさらに、「中国が自分の領土の周辺海域で軍事演習を行うことは、国家の主権と領土を守る正当な行動だ」と主張しました。

また、アメリカが中国軍の軍事演習を非難していることについては、「中国側は4か月前からペロシ下院議長の台湾訪問に反対する考えを繰り返し伝えていた」として、「事態を深刻化させたのはアメリカ側である」と反論しています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/118613