立憲民主党は、ジェンダー平等推進本部を開き、訓練中に性被害を受けたと訴える元陸上自衛官の女性からヒアリングを行いました。

 自衛隊内のセクハラの実態について調査を開始し「自衛隊の体質をいい形に変えていく」としています。

 元自衛官・五ノ井里奈さん:「このままじゃ絶対また同じ被害者が出られると思うので、もっと女性隊員が安心して勤務できる環境を作ってほしいと思ってます」

 会合で五ノ井さんは、陸上自衛隊在籍中の去年、十数人の前で男性隊員に押し倒されるなどの性被害を受けたと明かしました。

 出席者によりますと、防衛省の担当者は事実関係について「調査中だ」と述べるにとどめたということです。

 一方、出席した議員からは、「第三者の調査で全容を解明したい」などの意見が出されました。

 立憲民主党は今後、セクハラの実態を明らかにしたうえで、職場環境の改善などを防衛省に求める方針です。

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