遠野市のあちこちで見ることができるという「カッパを探しています」という貼り紙(提供:Bob Ojisan)
ツイッターに次々と投稿された「カッパを探しています」というチラシ。チラシ中央にはカッパと思しき未確認生物の絵が描かれています。このチラシを作成した担当者にお話を聞きました。

目撃情報を元にしたカッパの姿は、手や足の水かきはあるものの頭の皿がなく、うつろな表情。昔話やアニメで作られてきた、ひょうきんなイメージを覆えすインパクト。こちらは、画家の多田裕子氏が目撃者からの聞き取り情報を元に作成したモンタージュで、身長は60cmぐらいで、性別不明とのこと。

このチラシを目にした人からは「かっぱさんのイメージが…」「カッパ(•Ӫ•)目撃してみたい!」「このカッパの絵のグッズが欲しい、、、笑」などの声が寄せられていました。また、ツイッターに投稿したうちのひとり、新潟市在住でフリーランススタイリストの五十嵐さんは、「シンプルに描いたかっぱの絵なのに探しているというチラシのそれっぽさがあってめっちゃ笑いました」と語ります。東北旅行で遠野に立ち寄った時にチラシを発見したとのことです。

カッパの本当の姿とは、いったいどのようなものなのか。そして、チラシから目撃情報の募集を知った人々の反応はどうだったのでしょうか?

最後の発見から48年。今なお神秘的な存在、カッパ

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これが、カッパの真実の姿……? 提供:岩手・遠野 伝承園

チラシを作成したのは「岩手・遠野 伝承園」(岩手県遠野市)。遠野地方の昔の農村の生活を伝える観光施設で、カッパの神様を祀るカッパ渕からは徒歩5分の場所にあります。「伝承園」の広報担当者に、カッパの目撃情報などについてたずねてみました。

つづき
https://maidonanews.jp/article/14689147