9月11日投開票の県知事選挙に出馬を表明している現職の玉城デニー知事が18日政策を発表し、県民投票や2度の知事選で示された県民の思いの実現に向け、辺野古の基地建設への反対を貫く考えを改めて示しました。

玉城知事は普天間基地の1日も早い危険性の除去は県内移設を断念させることと対を成すものだとして、改めて辺野古移設に反対を貫くと強調しました。

玉城デニー知事
「4年前に県民と約束した辺野古新基地建設反対、県内移設断念、この建白書に込められた思いは公約の中でもしっかり貫くことを表しています。」

この問題で他の立候補予定者がすでに埋め立てられた場所に普天間基地の機能を一部移転させる政策を掲げています。

これに対し玉城知事は、埋め立てられた土砂の量は全体の10パーセントにすぎず、たとえ原状回復が難しくても返還を求め観光や平和の拠点として活用する考えを示しました。

県知事選挙には元宜野湾市長の佐喜真淳さんと前の衆議院議員の下地幹郎さん、それに山口節生さんも立候補を予定しています。

https://www.fnn.jp/articles/OTV/404544