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うまい棒(資料写真)

茨城労働局常総労基署は22日、従業員に違法な時間外労働をさせたとして、労働基準法違反(過重労働)の疑いで、スナック菓子「うまい棒」などを製造する茨城県常総市蔵持の菓子メーカー「リスカ」と男性社長(50)を水戸地検下妻支部に書類送致した。

書類送検容疑は2021年1~11月、同市鴻野山の石下工場の従業員9人に対し、残業時間の上限などを取り決めた労使協定=三六(サブロク)協定=を超えて違法な時間外労働を行わせた疑い。1カ月の時間外労働が100時間以上、複数月の平均で80時間を超えたほか、1カ月の時間外労働が最長約120時間に及ぶケースがあったという。同労基署は認否を明らかにしていない。

ホームページによると、同社は1971年創業。うまい棒などスナック菓子を製造している。

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